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2024.10.07 | 経営

農業DXを体験した話

先日、知り合いの農家さんの農園に遊びにいく機会がありました。

その農家さんは「スマート農業」に取り組んでいて

参考になることが多かったので、今回は

そのときの話しを書かせていただきます。

 

農園について、まず最初に目にしたのが

「草刈り機ロボ」でした。

 

家のお掃除ロボットをイメージすると

わかりやすいんですが、

大きめのお掃除ロボが常に農園を移動しながら

草刈りをしていました。

 

草刈りは重労働のうえ、雑草はすぐに生えてくるので

それが機械に置き換わることで

農家さんはとても助かるのだそうです。

 

ラジコンのように操縦する運搬車もありました。

その農園は勾配のある土地にあるため、

昔は収穫した重たい農作物のコンテナを

人が何度も往復して運んでいたそうです。

 

この運搬車は1回にコンテナを4~5コ載せて

運んでいくことができます。

勾配があっても進んでいけるため

人が作業するうえで大変な部分を

補助してくれているそうです。

 

ほかにもQRコードを利用して農園の作業を記録したり

気象の記録をデータ化して、最適な農作業の気象条件を

人の経験に頼らず管理できるようにしたり、

まさにスマートに農業を行っていくための

取組みがされていて勉強になりました。

 

DX(デジタルトランスフォーメーション)と聞くと

なんだか難しそうなイメージを持ちますが

要は「人がやっている作業で機械に助けてほしいもの」を

探すことなのかなと思います。

 

たとえば会計事務所で言えば、

「仕訳入力」がそれにあたります。

 

お客さんの現金出納帳や預金通帳から

会計仕訳を入力していくのですが、

この部分は大分スマート化が進んでいて

弊社でもAIを利用しながら仕訳入力しています。

 

探してみると意外と機械に置き換えられる作業は

あるのかもしれません。

あなたのビジネスでも是非一度ご検討ください。

 

松橋丈雄(税理士・長野市)

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