先日、知り合いの農家さんの農園に遊びにいく機会がありました。
その農家さんは「スマート農業」に取り組んでいて
参考になることが多かったので、今回は
そのときの話しを書かせていただきます。
農園について、まず最初に目にしたのが
「草刈り機ロボ」でした。
家のお掃除ロボットをイメージすると
わかりやすいんですが、
大きめのお掃除ロボが常に農園を移動しながら
草刈りをしていました。
草刈りは重労働のうえ、雑草はすぐに生えてくるので
それが機械に置き換わることで
農家さんはとても助かるのだそうです。
ラジコンのように操縦する運搬車もありました。
その農園は勾配のある土地にあるため、
昔は収穫した重たい農作物のコンテナを
人が何度も往復して運んでいたそうです。
この運搬車は1回にコンテナを4~5コ載せて
運んでいくことができます。
勾配があっても進んでいけるため
人が作業するうえで大変な部分を
補助してくれているそうです。
ほかにもQRコードを利用して農園の作業を記録したり
気象の記録をデータ化して、最適な農作業の気象条件を
人の経験に頼らず管理できるようにしたり、
まさにスマートに農業を行っていくための
取組みがされていて勉強になりました。
DX(デジタルトランスフォーメーション)と聞くと
なんだか難しそうなイメージを持ちますが
要は「人がやっている作業で機械に助けてほしいもの」を
探すことなのかなと思います。
たとえば会計事務所で言えば、
「仕訳入力」がそれにあたります。
お客さんの現金出納帳や預金通帳から
会計仕訳を入力していくのですが、
この部分は大分スマート化が進んでいて
弊社でもAIを利用しながら仕訳入力しています。
探してみると意外と機械に置き換えられる作業は
あるのかもしれません。
あなたのビジネスでも是非一度ご検討ください。
松橋丈雄(税理士・長野市)
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