今回はヤフーニュースからの引用です。
カリフォルニア工科大学は、
20人にワインの試飲実験を行い、
その様子を脳内スキャンで観察した。
20人には、値段の異なる5種類の
フランス産ワインを試飲することが伝えられたが
実際に与えられたワインは3種類だけで、
2種類がそれぞれ2回、1種類が1回のみ与えられた。
まず90ドルのワインが2回、
1度目は実際の値段で、2度目には10ドルと偽って
与えられた。
その後、別のワインが1度目は5ドル、
2度目は45ドルと、2回とも値段を偽って与えられた。
実験の結果、20人全員の脳内スキャンは、値段が高いと
思って飲んだワインのほうが、安いと思って飲んだワインより
「大きな満足感」を得ることがわかった。
値段によって期待に差が生まれ、
たとえその値段が嘘であっても、
それを信じ込むことで満足感に差が出たのだ。
出典:ヤフーニュース2008年1月14日付け
つまり、私たちは「値段が高いものは良いものだ」
という期待感を持っているので
値段の高さに比例して満足度も高くなると
いうことのようです。
そうすると「高く売るほどいいのか?」
「安売りすると商品価値も低く見られて損するのかな?」
など弊社の価格設定を改めて考え直す機会に
なりました。
このエピソードから
改めて「値段」って奥が深いなと思いますし、
経営の要諦と言われる所以だと思いました。
あなたはどんな感想を持ちましたか?
松橋丈雄(税理士・長野市)
受付/平日9:00~18:00
(土日祝除く)