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2024.10.21 | 経営

値段と期待の関係

今回はヤフーニュースからの引用です。

 

カリフォルニア工科大学は、

20人にワインの試飲実験を行い、

その様子を脳内スキャンで観察した。

 

20人には、値段の異なる5種類の

フランス産ワインを試飲することが伝えられたが

実際に与えられたワインは3種類だけで、

2種類がそれぞれ2回、1種類が1回のみ与えられた。

 

まず90ドルのワインが2回、

1度目は実際の値段で、2度目には10ドルと偽って

与えられた。

 

その後、別のワインが1度目は5ドル、

2度目は45ドルと、2回とも値段を偽って与えられた。

 

実験の結果、20人全員の脳内スキャンは、値段が高いと

思って飲んだワインのほうが、安いと思って飲んだワインより

「大きな満足感」を得ることがわかった。

 

値段によって期待に差が生まれ、

たとえその値段が嘘であっても、

それを信じ込むことで満足感に差が出たのだ。

出典:ヤフーニュース2008年1月14日付け

 

つまり、私たちは「値段が高いものは良いものだ」

という期待感を持っているので

値段の高さに比例して満足度も高くなると

いうことのようです。

 

そうすると「高く売るほどいいのか?」

「安売りすると商品価値も低く見られて損するのかな?」

など弊社の価格設定を改めて考え直す機会に

なりました。

 

このエピソードから

改めて「値段」って奥が深いなと思いますし、

経営の要諦と言われる所以だと思いました。

あなたはどんな感想を持ちましたか?

 

松橋丈雄(税理士・長野市)

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