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2024.07.29 | 経営

あるハンバーグ店での出来事

その日は長男と二人で一緒に夕飯を食べようとでかけました。

「何がいい?」と聞くと、成長期の息子は「ハンバーグが食べたい」とのこと。

そこで近所のハンバーグ屋さんに入ることにしました。

 

夕飯には少し早めの時間帯だったのですが、

休日だったためか既に6割程度客席が埋まっており、お店はにぎわっていました。

店員さんに席に通されて、メニューを見ながら何を食べようか

二人で相談しながら考えてました。

よくある普通のメニューだったんですが、ある一箇所がすごく気になったんです。

 

 

それは生ビールだったんですが、

「世界でココだけでしか飲めない生ビール!」が妙に気になって

その日は、とくにお酒を飲むつもりも無かったんですが、

思わず「コレください」と注文してしまいました(笑)

 

特別感をつくる

 

先程のビールがなぜ「世界でココだけ」なのかと言えば

「自社醸造」だから。

いま思うとその時の私は、「これを逃したら次に飲めるチャンスは無いかも」と

一瞬考えたんですね。だから注文したんだと思います。

 

これはマーケティングの用語で「限定効果」といいます。

数量限定、期間限定、ロイヤルカスタマー様限定というものですね。

人は「限定」に弱いということを改めて自分が経験しました(笑)

ただ今回言いたかったのは「限定効果」あるよね、という話ではないんです。

 

実はどのビジネスも「世界でココだけ」なんだということに気づいた

 

いまや世の中の商品もサービスもあらゆるものがコモディティ化、一般化されています。

売ろうとしている商品、サービスそのものでは差別化が難しい。

でも商品、サービスを売っている「人」はまさに世界でココだけにしかいません。

そう考えるとお客さんから「あなたから買いたい」と思われる売り手であることも

一つの差別化なんだと思いますし、とても強い「限定効果」ですよね。

あなたのビジネスに活かせるヒントになればうれしいです。

 

次回は、さらに具体的な戦略や成功事例をお届けします。お楽しみに!

 

 

松橋丈雄(税理士・長野)

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